ご無沙汰しております。
本日も読んでいただきありがとうございます^^
10月になってからというもの、アイオワでは気温がぐんぐんと下がり、連日の寒すぎる気候に「秋はいったいどこに?」と思ってしまうくらい、もう冬に向けてまっしぐらという感じです。

本日のブログでは、瞬く間に過ぎようとしている、そんなアイオワの秋の様子をお伝えします。

鮮やかに色づいた紅い木々が連なる近隣の並木道。
ただ、アメリカでは紅葉しないまま落葉する木も多いらしく、赤や橙、黄色といった多彩な色の葉が重なり合う、美しい情景は日本特有の景色のようです。日本の紅葉がどんなに素晴らしいか、あらためて実感します。

続いてはパンプキンです。
アメリカでは10月になると、「パンプキンパッチ」と呼ばれる催し物が開催されます。
これはハロウィンに使うカボチャを、直に自分の目で確かめられるようにと行われるもの。
友人に勧められて、私も足を運びました。

ここで選んだカボチャたちがハロウィン当日、実際にキャンドルと共に玄関前に飾られます。

子どもたちがパンプキンパッチを楽しめるようにと、各農家ではアイデアを凝らせ、手作りの巨大迷路、アスレチック、トラクターを使った乗り物などを準備します。
これが現地の子どもたちにとっての秋を楽しむイベントの一つなのだそうです。

やがてハロウィン間近になると、街の至るところでハロウィンの飾りつけが見られるようになります。

HALLOWEEN直前のある日、アメリカ人の友人主催のハロウィンパーティーに招待され、その友人宅を訪れました。
でもパーティーといっても一体どんなことをするのかわからなくて、とにかく簡単な仮装をし、お土産持参で訪問。
挨拶を交わし、仮装を見てもらって楽しんだのも束の間。
「さあ、始めよう!」と友人。
なんと現地のハロウィンパーティーでは、まずカボチャのランタンを作るところから始まるというのが伝統的なやり方のようです。

ランタン作りはナイフ一本で巨大なかぼちゃをくり抜いていき、それから表情を作っていきます。
ところがこれが結構大変で、一つのランタンを作るのに1時間くらいかかりました。みんな仮装も外して、無言で必死にかぼちゃを掘っていました。

ところでカボチャランタン作りの重要なポイントは、内側からキャンドルを灯した際に、いかに恐く見えるかです。

右上のランタンがハロウィンビギナーの私が作ったもの。あまり恐さを感じませんね・・・。
その隣のものが現地アメリカ人が作ったもの。さすがバランスも良く、プロフェッショナルな出来栄えです。それに、いかにも魔除けっぽいですよね。

ハロウィンパーティーでかぼちゃのランタンを作るなんて。
現地の人たちの、ハロウィンに対する並々ならぬ思いを感じました。

人生で初めて体験した、本場アメリカのハロウィン。
こんな小さな町アイオワシティでも、とても楽しいハロウィンの一日を過ごさせていただきました。